森羅万象の旅日記 



め、目が回る



マイナスイオンですっかり元気になり、大糸線に沿って松本街道を信州に向かう。このあたりは両側から山が迫り平地などほとんどない。道も山を切り崩して作っている洞門のようである。

右側と上はコンクリートで固めてあり、左側は直径六、七十センチのコンクリートの柱である。この柱がよくない。というのは、きちんと同じスパンの列柱になっているのである。

外は崖になっていて、柱の間から強い日差しが入ってくる。そして柱のところだけ黒い影となっている。だから車で進んでいくと、全く一定間隔で黒い影が 
横切る訳である。明、暗、明、暗、明、暗、明、暗、

これが短い間ならいいが、ずーっと続くのだからたまらない。ふっ、と一瞬気が遠くなるような感覚に襲われる。思わず頭をふったり、あちこち目線をやって何とか正常な状態にもどす始末です。

拷問にこういうのがあるそうです。体を固定して、頭の上に水滴を一定間隔で落としつづける。あまり長く続けると、気が狂ってしまうそうです。この列柱が松本まで続いていたら、私も気が狂っていたところでした。

長い直線道路が続くと眠くなるので、そうならないように適当にカーブをつけます。これをクロッソイド曲線といいますが、柱の間隔を変えるかのような気をつかう、いわばクロッソイド列柱にしてもらいたいところです。

拷問もそれほど長くは続かず、やがてスキーのメッカ、白馬村に着いた。最高の天気なので山の頂上やスキーの施設などがくっきり見える。何て清々しい場所なのだろう。ここは完璧なイヤシロチだな。

風水ワンポイントアドバイス

宇宙エネルギー U
風水では渦巻き以外にも、五芒星や六芒星、三重丸、卍、なども宇宙エネルギーを吸収する図形なのです。立体では四角錘もそうです。ですからエジプトのピラミッドもその事が分かっていて作られたのかもしれません。

そういえば一時ピラミッドパワーというのが流行りましたね、四角錘の中に座るとパワーが得られるというものでした。他には多面体もそうです。多面体というのは、四角形や三角形、球などが組み合わさった立体です。

お台場に丹下健三氏の設計によって建築されたフジテレビの本社ビルなどは典型的な多面体です。そのせいか、連日押すな押すなの盛況ぶりです。それ以外にたまご型などもそうです。

そういえばよく知られている高名な建築家もたまご型の建物を設計しているし、
天才ダリもたまご型を愛した人でした。ですからそういったような形を建物の一部に取り入れたり、物として身近に置くのも、宇宙エネルギーを得る方法かもしれません。


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